セルライト基礎知識

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セルライトはお尻や太ももなど下半身にできやすく、肌がでこぼことしてオレンジの皮のようになる(オレンジの皮のような)現象で、

その正体となっているのは壊れた脂肪細胞と老廃物なのです。
なんと成人女性の8割にあると言われていて、一度できてしまうと自然には消えることがなく、ほおっておくとどんどん増えたり痩せにくい体になってしまいます。
むくみや冷え性といった症状の原因となります。
健康を阻害することもありえるのです。

1、セルライトとは?

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体を覆う皮膚の構造は角層、表皮、真皮と別れていて、下には脂肪細胞というものがあります。

脂肪細胞は運動不足、冷え症、などで血行が悪くなると代謝が悪くなり肥大化していってしまいます。
肥大化した脂肪細胞は細胞同士でくっついたり老廃物とくっついたりしてどんどん大きくなっていきます。
こうして脂肪の塊セルライトができてしまうのです。

2、セルライトの本当の恐ろしさ

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体に脂肪の塊ができてしまうということだけでも、美に敏感な女性にとっては恐ろしい話しですよね。
でも、セルライトの怖さはそれだけではないのです!
セルライトがたくさんできると肌がデコボコになり、まるでオレンジの皮のようになってしまいます。
この症状をオレンジピールスキンと呼びます。

3、女性の8割にセルライトはあるとのこと

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「私はこんな症状でてないから大丈夫」というあなたも油断してはいけません。
この症状がでるのはセルライトがかなり悪化してしまった人なので、肌に変化がなくても体内にセルライトがある人はたくさんいるのです。

4、セルライトは何故できるの?

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セルライトとは、簡単にいうと脂肪細胞の一部が変形したものです。
通常、食事から摂取した脂肪は血中を流れて体内の色々な場所に運ばれるわけですが、

エネルギー源として使われなかった脂肪は、中性脂肪となって体内にため込まれたり、それ以外の脂肪については老廃物となって排出されます。
ただ、体内の代謝機能が落ちていると、この脂肪はうまく排出されずに血中にとどまってしまい、脂肪同士や老廃物とくっつくことによって塊となり、それが血中の栓となってしまいます。
これがセルライトです。

5、セルライトが増えるとどうなるの?

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セルライトは、増えてくるとその周りの組織を圧迫するようになります。
そうなると、脂肪の周りを流れている血液やリンパの循環が悪くなり、ますますセルライトを作り出してしまうという悪循環に陥ってしまいます。

セルライトはどんどん厚みを増して、さらには皮膚上に浮き出て凸凹を作ります。

更に症状が悪化すると、オレンジの皮のように凸凹が目立つようになります。
これは「オレンジピールスキン」と呼ばれています。
こういう状態になってくると、セルライトが落ちにくくなって痩せにくくなるばかりか、肌の見た目も汚くなってしまいます。
これを避けるためにも、セルライトが増えないよう、気がついたら早めにケアをしていくことが大切です。

できてしまったセルライトも運動、食生活、セルフマッサージを取り入れることで改善できたりします。

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